入院生活というと、
どうしても「我慢」や「不自由」という言葉が浮かびますが、
過ごしてみると意外と“楽しみ”もたくさんありました
朝のいちばんの楽しみは、コンビニのコーヒー☕
病院の敷地内にあるコンビニで、温かいカップコーヒーを買って病室に戻り、 窓の外を眺めながら一口。
その香りと温かさに、「今日も一日が始まるな」と小さく元気をもらっていました。
それから、塗り絵の時間。
集中して色を塗っていると、不思議と痛みや不安を忘れられて、気づけばあっという間に 時間が過ぎていました。
色を選ぶだけで心が少し晴れるような、まさに“心のリハビリ”でした。
体を動かすことも大事にしていました。
病棟の中をゆっくり散歩したり、リハビリのためのストレッチをしたり。
無理のない範囲で少しずつ体を動かすと、「今日も自分の足で歩けた」という実感が、
大きな励みになりました。
そんなふうに、
毎日の中で小さな“楽しみ”を見つけることが、私にとっての心の支えでした。
たとえ病院の中でも、自分で見つけた喜びや習慣があると、 日々が少しずつ明るくなっていく気がします。
