もうすぐ乳がんの手術を迎えるにあたって、不安や緊張がないといえば嘘になります。
でも、できるだけ前を向いて、自分らしく日々を過ごしたい。
そんな思いで、少しずつ心を整えてきました。
まずは、石切神社へお参りに行きました。
ここは「でんぼ(できもの)の神さん」として知られがんなどの腫れ物を治してくださる神様で有名で、清らかな空気に包まれて、手を合わせると胸の中に静かな力が満ちていくような気がしました。
「大丈夫、きっと乗り越えられる」そう思える時間でした。
それから、おいしいものを食べに出かけました。
好きな味をゆっくり味わうと、不思議と元気が湧いてきます。
食べることは、生きる力そのものですね。
笑いはがんを吹き飛ばす!特に新喜劇がよい(^_^)と聞きました。
お腹を抱えて笑っているうちに、不安や怖さがふっと軽くなりました。
笑うことの力って、想像以上に大きいです。
そして、家の掃除。
ひとつひとつ片づけながら、気持ちも整っていくようでした。
部屋がきれいになると、心にも風が通ります。
新しいスタートを迎える準備ができた気がします。
手術は確かに大きな節目だけれど、その前の日々も大切な時間だと思います。
お参りや食事、笑い、掃除。
どれも小さなことだけれど、「自分を元気づける力」をくれました。
これからも、心を穏やかに保ちながら、一歩ずつ進んでいけたらと思います。

